| 2026-01-07 |
香港/IPO紹介/電子・IT |
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ミニマックス:AI基盤モデルの新興企業、調達資金で開発人材を厚遇
◇ミニマックス
◇MiniMax Group Inc.
◇香港その他:00100
◆公開株式数:2539万株
◆公募株式数:127万株
◆オーバーアロットメント・オプション:最大381万株
◆上場日:1月9日
◆公開価格レンジ:151.00−165.00HKドル
◆会社概要
上海に本社を置く新興企業で、人工知能(AI)の基盤モデルの開発を手掛ける。大規模言語モデル(LLM)、動画生成モデル、音声生成モデルが主力で、個人向けのAIエージェントのアプリケーション「MiniMax」や動画生成プラットフォーム「Hailuo AI」、音声生成プラットフォーム「MiniMax Audio」、画像や音声のデータ処理も可能なマルチモーダルの娯楽プラットフォーム「Talkie/Xingye」などの定額課金サービスで収益を上げる。法人向けのAIサービスも提供。アリババ集団(
09988)やテンセント(
00700)の出資を受ける。
◆25年1−9月期決算:赤字拡大
2025年1−9月期決算は純損失が5億1200万米ドルで、前年同期の3億400万米ドルから赤字が拡大。売上高は2.7倍の5300万米ドルに急増したが、一般管理費や研究開発費、金融負債の評価損が大幅に増え、損失が膨らんだ。調整後純損失は1億8600万米ドル(前年同期は1億7000万米ドル)となる。事業別ではAIネイティブ製品の定額課金サービスの売上高が2.8倍の3800万米ドル、粗利益が200万米ドル(前年同期は300万米ドルの損失)。売上高の内訳は動画生成の「Hailuo AI」が1700万米ドル、画像・音声の「Talkie/Xingye」が1900万米ドルでけん引した。法人サービスは売上高が2.6倍の1500万米ドル、粗利益が2.9倍の1100万米ドル。
◆今後の計画
IPOによる正味調達額は38億1800万HKドルに上る見通し(公開価格レンジ中間値の158.00HKドルで計算)。調達した資金の90%(34億2100万HKドル)を向こう5年間の研究開発費に充てる。うち調達資金全体の70%相当を基盤モデルの開発に振り向け、全体の20%を開発チームの人件費に充当するなど開発チームの有為な人材を厚遇する。個人向けのAIネイティブ製品の開発には全体の20%を充てる。研究開発費(全体の90%)を除く残りの10%は運転資金として利用する。
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