民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)は10日大引け後、2022年9月の新車販売台数が前年同月比26%増の13万500台だったと発表した。うち、50%出資のLynk & Coは2%増の1万6200台。21年10月に納車が始まった高級電気自動車(EV)ブランドのZEEKRは8300台、22年1月に営業を開始した50%出資の睿藍汽車は4500台だった。
新エネルギー車は急成長しており、電池駆動EV(BEV)が322%増の3万300台、プラグインハイブリッド車(PHEV)が485%増の9000台、ハイブリッド車(HEV)が3800台(前年同月は3台)だった。地域別では、中国本土が14%増の10万9100台、輸出は168%増の2万1500台。
1−9月累計の販売台数は前年同期比7%増の98万9600台となった。うち、電池駆動EVが432%増の16万6300台、プラグインハイブリッド車が276%増の5万2200台、ハイブリッド車が2万2000台(前年同期は4台)だった。
販売台数とは別に、欧州のサブスクリプション(定額課金)契約顧客への9月のLynk & Co納車台数が1968台だった。1−9月累計では8987台となった。
吉利汽車の10日終値は前営業日比5.87%安の10.26HKドル。