民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)は7日大引け後、2022年6月の新車販売台数が前年同月比26%増の12万6600台だったと発表した。前月比では42%増。うち、50%出資のLynk & Coは前年同月比23%減の1万3200台。21年10月に納車が始まった高級電気自動車(EV)ブランドのZEEKRは4300台、22年1月に営業を開始した50%出資の睿藍汽車は4900台だった。
新エネルギー車は急成長しており、電池駆動EV(BEV)が343%増の1万9600台、プラグインハイブリッド車(PHEV)が534%増の1万100台、ハイブリッド車(HEV)が3200台だった。地域別では、中国本土が11%増の10万3700台、輸出は224%増の2万2900台。
1−6月累計の販売台数は前年同期比3%減の61万3800台となった。うち、電池駆動EVが486%増の8万1200台、プラグインハイブリッド車が192%増の2万3900台、ハイブリッド車が9100台だった。
販売台数とは別に、欧州のサブスクリプション(定額課金)契約顧客への6月のLynk & Co納車台数が400台だった。1−6月累計では6300台となった。
吉利汽車の7日終値は前日比6.71%高の17.50HKドル。