民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)は6日大引け後、2022年8月の新車販売台数が前年同月比39%増の12万2600台だったと発表した。うち、50%出資のLynk & Coは150%増の1万5100台。21年10月に納車が始まった高級電気自動車(EV)ブランドのZEEKRは7200台、22年1月に営業を開始した50%出資の睿藍汽車は4400台だった。
新エネルギー車は急成長しており、電池駆動EV(BEV)が429%増の2万8000台、プラグインハイブリッド車(PHEV)が361%増の9500台、ハイブリッド車(HEV)が4500台(前年同月は1台)だった。地域別では、中国本土が25%増の10万3000台、輸出は216%増の1万9600台。
1−8月累計の販売台数は前年同期比5%増の85万9100台となった。うち、電池駆動EVが465%増の13万6000台、プラグインハイブリッド車が250%増の4万3200台、ハイブリッド車が1万8200台(前年同期は1台)だった。
販売台数とは別に、欧州のサブスクリプション(定額課金)契約顧客への8月のLynk & Co納車台数が561台だった。1−8月累計では7019台となった。
吉利汽車の6日終値は前日比3.27%高の14.54HKドル。