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指数: 15分ディレイ
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30日前場の香港株式市場でハンセン指数は小幅に4営業日続落。前場終値は前日比0.03%安の24580.22ポイントだった。中国企業指数は0.16%安の9939.38ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で663億2000万HKドルだった。
ハンセン指数はおおむね小安く推移して前場の取引を終えた。欧米での新型コロナウイルスの感染拡大や、11月3日の米大統領選を前に、持ち高を整理する売りが先行した。米株式指数先物と中国本土相場の下落も投資家心理を冷やしたもよう。ただ、前日に米株式相場が反発したとあって、下値を売り込む動きは限定的。前引け間際には小幅ながらプラス圏に一時浮上する場面があった。 個別では、大型金融株の中国人寿保険(02628)、中国工商銀行(01398)、中国建設銀行(00939)が売られ、相場の重荷となった。通信株のチャイナ・モバイル(00941)とチャイナ・ユニコム(00762)、医薬品株の石薬集団(01093)と中国生物製薬(01177)も安い。乳業大手の中国蒙牛乳業(02319)は反落した。自動車メーカーの吉利汽車(00175)は反落した。半面、ハイテク株の小米集団(01810)、テンセント(00700)、舜宇光学科技(02382)が上昇。香港コングロマリットの長江和記実業(00001)も大きく買われた。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに小反落。前場終値は前日比0.10%安の3269.45ポイントだった。深セン成分指数は0.42%安の13463.32ポイントと5日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4865億8300万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の展開。中国共産党第19期中央委員会第5回全体会議(5中全会)が29日に閉幕し、「第14次5カ年計画」(2021−25年)の指針を決めた。政策恩恵を受ける銘柄への買いが相場を支える半面、前日まで3日続伸しただけに、イベント通過後の一服感から利益確定売りが出た。11月3日の米大統領選挙を前に様子見ムードも漂っている。 セクター別は、保険が全面安。酒造、食品、農業も売られている。半面、有料道路、造船、自動車、石炭が買われた。 上海B株指数は0.82%安の245.02ポイント、深センB株指数は0.35%安の941.73ポイントだった。 |
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