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2019-09-02 香港/企業動向/繊維・アパレル
ユニクロ出身の高坂武史氏、李寧の共同CEOに就任
 中国のスポーツ用品大手、李寧(02331)は2日付で、創業者の李寧氏が執行主席(代表取締役会長)兼聯席行政総裁(共同最高経営責任者=共同CEO)に、ファーストリテイリングで韓国や中華圏の「ユニクロ」を統括してきた高坂武史氏が共同CEOにそれぞれ就任する人事を発表した。

 48歳の高坂氏は日本に帰化した華人で、関西学院大学を卒業し1996年、ファーストリテイリングに入社。「ユニクロ」の韓国法人・FRLコリアのCEOや、中国法人・迅銷(中国)商貿の副社長、最高執行責任者(COO)などを歴任した。

 56歳の李氏は1982年の世界体操選手権に中国代表として出場し、6冠を獲得。89年に現役引退し、李寧を創業した。2015年から代理行政総裁(CEO代行)に就任し、上級管理職の支援のもと事実上のCEOとしてグループ全体の企業戦略や事業計画の策定を担ってきた。

 李寧の前場終値は、前営業日比2.38%高の23.70HKドル。
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