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2013-01-21 香港/企業動向/医薬・バイオ
銀基集団が「先旧後新」方式で増資へ、21日に取引再開
 中国の高級酒販売会社、銀基集団(00886)は21日朝方、売り出しと第三者割当を組み合わせた「先旧後新」方式で増資する計画を発表した。大株主である梁国興・会長の持ち株会社が引受幹事を通じて持ち株1億3500万株(増資後発行済み株式の9.96%)を機関投資家向けに売り出す一方、銀基集団が同数の新株を持ち株会社に割り当てる。売り出し価格と割り当て価格はともに1株当たり2.45HKドルで、17日終値(2.67HKドル)に対し8.24%のディスカウント水準。新株発行後、梁会長の持ち株比率は52.57%から47.33%に低下する。引受幹事は中銀国際が務める。

 銀基集団は増資により、正味で3億2600万HKドルの調達を見込む。調達資金で販売網の拡大や販売・マーケティング人員の増員、宣伝・販促などを通じた事業発展を図るほか、買収・投資や運転資金に充てる予定。ただ、現時点で具体的な投資・買収対象は確定していないとした。なお、新株発行は株主総会で認められた取締役会の権限で実施するが、割り当て実施には香港証券取引所上場委員会の承認が必要となる。

 銀基集団は18日に株式取引を停止した。同社は21日の現地時間午前9時、取引を再開した。
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