ゴールドマン・サックスは最新リポートで、上海市と北京市を訪問し、人工知能(AI)の発展状況を調査したと明らかにした。複数の半導体企業の経営陣と面談したほか、工場を視察し、半導体製造装置、ファウンドリー・後工程、ファブレス、GPU、窒化ガリウム(GaN)、電子設計自動化(EDA)など幅広い分野を調査。生成AIや中国国内のAI需要拡大を背景に、メモリーや先端ロジック半導体の供給企業による設備投資が加速していると指摘した。中国半導体業界の設備投資額は2026−30年に年10−15%増加し、30年には820億米ドルに達すると予想した。『AAストックス』が14日伝えた。
ゴールドマンは、上流の部品や材料は供給が逼迫していると指摘。半導体製造装置(SPE)やEDAは設備投資の拡大に加え、中国製品への切り替えが進むことで恩恵を受けるとの見方を示した。また、中国のGPUメーカーは国内AI需要や製品の高度化が追い風となり、中国のAI半導体の潜在市場規模は30年に6780億米ドルに達するとみている。AI需要の拡大は電源管理IC(PMIC)、GaN、メモリーなどの半導体サプライチェーンにも恩恵をもたらすと指摘した。
個別では、華虹宏力半導体(
01347)、上海壁仞科技(
06082)、地平線機器人(
09660)、上海天数智芯半導体(
09903)、英諾賽科(
02577)の5社について、投資判断を「買い」とした。目標株価はそれぞれ335HKドル、80.5HKドル、13.12HKドル、859HKドル、114HKドルに設定した。