| 2026-09-10 |
中国/業界動向/自動車・二輪 |
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イタリア業界団体、中国車・部品に対する80%関税をEUに要請=ロイター
ロイター通信は9日、イタリア自動車部品メーカーの業界団体であるANFIAの会長が欧州連合(EU)に対し、一定の基準を超える中国製自動車・部品に80%の関税を課すよう求めたと報じた。ANFIAのRoberto Vavassori会長は、欧州の自動車産業を守るため、中国からEUへの輸入について、欧州の年間新車登録台数の8%までは無関税とする一方、この上限を超える輸入分には80%の関税を課すべきとの見解を明らかにした。
Vavassori氏は、自動車部品が1台当たりの自動車価値の約80%を占めることから、この措置は完成車と部品の双方を対象とすべきだと指摘。「中国産業が成し遂げたことに対して、われわれは最大限の敬意を払っている。しかし、その敬意は今や恐れに変わった」「欧州は戦略的自立に不可欠な産業を失ってはならない」と述べた。
この発言は、需要低迷と中国企業との競争激化に直面する中、フォルクスワーゲンが大規模な事業再編計画を承認してから数日後に出た。欧州自動車工業会(ACEA)の統計によると、今年上半期にEU域内で販売された中国ブランド車のシェアは9%を超えた。Vavassori氏は、中国からの輸入に対する保護措置がなければ、イタリアの自動車部品輸出は2028年までに40−50%減少する可能性があると主張。「それはまさに、物語の終わりを意味するだろう」と語った。
EUは現在、標準的な10%の自動車輸入関税に加え、中国製の電気自動車(EV)に追加関税を課している。メーカーによって異なるものの、合計の関税負担はおおむね18−45%に達する。これらの措置は2024年に導入され、5年間継続する予定だ。