18日の香港市場はもみ合う展開か。中東情勢の不透明感から投資家は積極的にリスクを取りづらいと予想する。米国とイランの停戦期限切れや交渉難航を受けて中東の地政学リスクが再燃し、NY原油先物価格が2%超高となった。原油高に伴うインフレ懸念から米10年債利回りが4.72%台に上昇した。
17日の本土市場大引け後に中国の国家統計局が発表した7月の小売売上高などの主要経済指標は市場予想から下振れし、中国経済の先行き不安も重荷になりそうだ。一方、当局への政策期待が下値を支える可能性がある。17日に李強首相が主宰した国務院第12次全体会議では、既存政策の効果を十分に発揮させるとともに、必要に応じて追加の政策措置を打ち出し、経済の安定を図る方針を示した。
17日のNY市場でダウ平均は272米ドル安と続落。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も続落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、主力株ではテンセント(
00700)、HSBC(
00005)、美団(
03690)が香港終値を下回った半面、アリババ集団(
09988)が小幅に上回って引けた。