| 2026-08-17 |
香港/業界動向/証券 |
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世界の株式市場に警鐘、米国株はすでに売却=ロジャーズ氏
著名投資家のジム・ロジャーズ氏は15日、香港で開催された「アジア・インベスターズ・サミット」で、世界の株式市場がそろって過去最高値圏にあるのは歴史的にも極めて珍しいとし、近い将来、世界の株式市場が深刻な危機に直面する可能性があるとの見方を示した。投資家に警戒を呼びかけ、危機に備えるよう促した。『明報』が17日伝えた。
ロジャーズ氏は、世界では現在、巨額の債務が積み上がっていると指摘。米国では史上最長の強気相場が続いている一方、債務は高水準にあり、増加を続けていると説明した。債務が過度に積み上がれば、最終的に誰かが代償を払うことになると警告した。
自身の投資については、米国株をすでに売却し、現在は中国株だけを保有していると説明した。ただ、中国株も大幅に上昇していることから、売却する可能性があるとし、全資金を米ドルに移す計画を明らかにした。
香港市場への影響については、米国で深刻な問題が発生すれば、香港を含む世界の市場が影響を受けると指摘。投資家は現金を保有するか、株式の空売りを選択肢とすべきだとした。ただ、空売りには十分な注意が必要だと強調した。
また、世界の多くの投資家が依然として米ドルを安全資産とみなしているため、危機が発生すれば資金が米ドルに流入し、ドル高が進む可能性があると指摘。一方、米ドルが割高になった場合には、次の資金の投資先を検討する必要があるとの見方を示した。