CLSAアジア・パシフィック・マーケッツは最新リポートで、テンセント(
00700)の投資判断を「アウトパフォーム」に据え置き、目標株価は740HKドルとした。『経済通』が13日伝えた。
CLSAは、テンセントの2026年4−6月期決算はおおむね予想通りだったと指摘。オンラインゲームと広告事業が堅調な成長を続け、粗利益率も改善した。クラウドサービス事業の売上高は人工知能(AI)需要に押し上げられ、前年同期比20%台前半の伸びに加速した。AI関連製品を除く調整後EBIT(利払い・税引き前利益)は19%増。AI投資を拡大したことで研究開発費は35%増、設備投資は176%増となった。
テンセントの26年通期の設備投資額は2000億元に達する可能性があると予想。AI投資の拡大を踏まえ、26年と27年の調整後純利益予想をそれぞれ2%、6%引き下げた。
一方、テンセントのAIモデル「混元3(Hy3)」はAIモデルの比較・利用プラットフォーム「OpenRouter」で上位3位に入り、オフィス向けAIエージェント「WorkBuddy」も中国でもっとも利用されているAIエージェントとなったと指摘。微信のAIエージェント「小微」は試験運用の対象を近く拡大するほか、「Hy4」も年内に投入される見通しで、これらの進展が株価の押し上げ要因になるとみている。