12日の香港市場で積層板の世界的大手、キングボード・ラミネート(
01888)が高い。株価は日本時間午後3時47分現在、前日比7.84%高の37.70HKドルで推移している。『AAストックス』によると、UBSは最新リポートで、キングボード・ラミネートのカバレッジを開始し、投資判断を「買い」、目標株価を58HKドルに設定した。
UBSは、人工知能(AI)関連需要を背景に銅張積層板(CCL)や上流原材料の供給がひっ迫し、従来型のFR4銅張積層板で世界最大手のキングボード・ラミネートは主な恩恵を受ける企業の一つになるとの見方を示した。株価は6月の高値から約60%下落しており、バリュエーション面も投資妙味が高まっていると指摘した。
UBSは、今回の従来型CCL価格の上昇局面が終了しても、キングボード・ラミネートの利益は過去のサイクルのような落ち込みを見せないと予想。AI関連の上流材料事業やCCL事業を拡大しており、新たな構造的成長の原動力になると分析した。また、垂直統合型の事業モデルも同社の主要な競争優位性の一つと評価している。