モルガン・スタンレーは最新リポートで、紫金鉱業集団(
02899)について、銅、金、リチウムの生産量の伸びが世界の鉱業大手の中でも特に高い水準にあると評価した。現在の株価には同社の事業規模や多角化、成長性の見通しが十分に織り込まれていないと指摘。目標株価を55HKドルから61HKドルに引き上げ、トップピックに指定した。投資判断は「オーバーウエート」に据え置いた。『AAストックス』が12日伝えた。
モルスタは、紫金鉱業集団が世界の大手リチウム生産会社の中でも、事業規模の拡大ペースが速い企業の一つになっていると指摘。リチウム事業は銅、金と並ぶ同社の3本目の収益の柱になるとみている。一方、市場の業績予想やバリュエーションには、リチウム事業の価値が一部しか織り込まれていないと分析した。
2026年予想EV(事業価値)/EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)倍率は7.5倍と、世界の銅関連企業の7−15倍と比べて割安感があると指摘。現在の株価水準は、リスクに対して十分なリターンが期待できる魅力的な水準だと評価した。