12日の香港市場は、前日の米株式相場が下落した流れを引き継いで続落か。ホルムズ海峡の再開期待が後退し、米原油先物相場が4日続伸したことが投資家心理を悪化させそうだ。ロイター通信は11日、イラン最高安全保障委員会(SNSC)のレザイ事務局長は米国が態度を改めイランの条件を受け入れない限り、ホルムズ海峡は封鎖されたままであると述べたと伝えた。
また、米利上げ観測や米長期金利に影響する7月の米消費者物価指数(CPI)の発表を香港時間きょう夜に控え、次第に様子見ムードが高まる可能性がある。
一方、決算発表や業績見通しを手掛かりとする個別物色は引き続き活発だろう。きょうはハンセン指数構成銘柄の電能実業(
00006)、銀河娯楽(
00027)、テンセント(
00700)、長江インフラ(
01038)が2026年6月中間決算を発表する。
11日のNY株式相場は、ダウ平均など主要3指数がそろって続落した。人工知能(AI)部門の組織改編が発表されたアルファベットやアマゾンなど主要ハイテク・大型IT株に売りが出て、相場の重荷となった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のテンセント、美団(
03690)、アリババ集団(
09988)が香港終値を下回った半面、ゴールドジュエリーの老舗黄金(
06181)が上回って終えた。