11日の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに反落。終値は前日比1.10%安の25652.82ポイントだった。中国企業指数は1.09%安の8528.10ポイント。メインボードの売買代金は概算で2109億4000万HKドル。
ハンセン指数は続伸して始まったものの、心理的節目の26000ポイントを超えると売りが出て、下げに転じた。中盤以降はじりじりと下げ幅を広げ、相場の強気と弱気の分かれ目とされる250日移動平均(大引け時点で25742.39ポイント)を割り込んで終えた。ホルムズ海峡の通航正常化を巡って米国とイランの対立が深まり、原油価格の上昇が警戒されたもよう。また、7月の米消費者物価指数(CPI)の発表を香港時間12日夜に控え、次第に様子見ムードが強まった。セクター別では素材と情報技術が大幅安の半面、エネルギーが逆行高。
ハンセン指数構成銘柄では、前日高かった老舗黄金(
06181)と紫金鉱業集団(
02899)が大きく売られた。モリブデン大手の洛陽モリブデン(
03993)は大幅に続落。自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、電子機器受託製造のBYDエレクトロニック(
00285)、ショート動画プラットフォームの快手科技(
01024)も下落した。半面、中国石油メジャーのCNOOC(
00883)とペトロチャイナ(
00857)が続伸。製薬の百済神州(
06160)、火鍋チェーンの海底撈国際(
06862)も買われた。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.93%安の4824.42ポイントと反落。人工知能(AI)モデル開発の北京智譜華章科技(
02513)、新興電気自動車メーカーの蔚来集団(
09866)、BYDエレクトロニックが大幅安だった。半面、この日2026年6月中間決算を発表するテンセント・ミュージック(
01698)が大幅高となった。