野村インターナショナルは最新リポートで、中国のニット衣料最大手、申洲国際集団(
02313)の目標株価を67.8HKドルから66.9HKドルに引き下げた。投資判断は「買い」を維持している。申洲国際集団が2026年6月中間決算で純利益が前年同期比38−43%減少するとの見通しを発表したことを受け、業績予想と目標株価を引き下げた。『AAストックス』が10日伝えた。
一方、野村は上期の逆風が下期にかけて徐々に和らぐとみている。生産能力の拡大が進むほか、主要顧客との価格交渉を通じたコスト転嫁が進むと予想。米国の関税政策が明確になることや、前年同期が低水準だった反動もあり、顧客からの受注は下期に回復する可能性があるとの見方を示した。
また、海外生産能力の拡大や技術力の向上による生産効率の改善、顧客構成の多様化などが申洲国際集団の中長期的な成長を支えると予想。上期の減益によって競争優位性が損なわれることはないとみている。一方、2026−28年の売上高と利益の予想をそれぞれ4−5%、3−4%引き下げた。
申洲国際集団の株価は日本時間午後4時57分現在、前営業日比4.25%高の44.62HKドルで推移している。