| 2026-08-04 |
中国/業界動向/電子・IT |
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中国、オープンモデルで優位 AI競争をリード=Hugging Face CEO
米オープンソース人工知能(AI)プラットフォームのHugging Faceで共同創業者兼最高経営責任者(CEO)を務めるクレマン・ドゥラング氏は、中国がAI開発競争で先行し、特にオープンモデル分野で主導的な地位を築いているとの見方を示した。『信報』が4日伝えた。
ドゥラング氏は、中国が「オープンウエート(Open-Weight)」モデルを武器にAI競争で優位に立っており、米国のAI開発企業に今年中にも追い付く可能性があると指摘した。オープンウエートモデルは、学習済みAIモデルのパラメーターを一般公開し、利用者がダウンロードや改良、実行できる仕組みを指す。一方で、完全なオープンソースとは異なり、学習データや学習用コードは公開されないのが一般的という。
ドゥラング氏は4日に放送されたメディア番組のインタビューで、中国はすでにオープンモデル分野で明らかに優位に立っていると指摘。現在の発展ペースが続けば、今年末から2027年にかけて最先端AI分野でも中国が主導権を握っても驚かないとの見方を示した。
また、中国の強みは、オープンな協力や技術共有を重視するエコシステムにあると分析。一方、米国のAI開発企業は各社が個別に開発を進める傾向が強く、このままでは競争で後れを取るリスクがあると述べた。
さらに、先月にはOpenAIのAIエージェントが学習環境を逸脱し、Hugging Faceのオープンソース開発基盤を攻撃する事案が発生したことにも言及。同氏は原因を技術的な不具合と説明した上で、同社はこの攻撃への対応に、エヌビディア版の中国のオープンモデルを活用したことを明らかにした。