小型モーターの世界的大手、ジョンソン・エレクトリック(
00179)は16日大引け後、2026年4−6月期(第1四半期)の売上高が9億3600万米ドルとなり、前年同期比で2%増加したと発表した。為替変動の影響で売上高が1400万米ドル押し上げられた。
自動車用製品部門の売上高は2%増の7億7800万米ドル。為替変動を除いた売上高は横ばいで、地域別ではアジア太平洋が4%増、欧州・中東・アフリカが6%減、米州が2%増だった。
産業用製品部門の売上高は6%増の1億5800万米ドル。為替影響を除いた売上高は5%増で、地域別ではアジア太平洋が32%増、欧州・中東・アフリカが7%減、米州が5%減だった。
同社の汪穂中会長は、為替相場の変動が追い風となり、1−3月期の売上高は小幅に増えたと説明した。マクロ経済環境や地政学リスク、関税政策の先行きに対する不透明感が続いており、市場の先行きは依然として見通しにくいものの、自動車や消費財、産業機器向けを中心に新製品の投入を進めるほか、一部の主要顧客との取引拡大によるシェア上昇を見込んでおり、通期では前年比で1桁中盤の増収を目指すとした。
一方、中長期的には成長見通しに自信を示した。分散型発電システムや先進熱管理、液冷システム、ヒューマノイドロボット向け部品・サブシステムなど、成長分野への投資を継続しており、技術革新と事業基盤の拡充が成長を支えるとみている。