16日の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日続伸。終値は前日比1.33%高の25008.60ポイントだった。中国企業指数は1.63%高の8318.14ポイント。メインボードの売買代金は概算で3228億9000万HKドル。
ハンセン指数は終始プラス圏で推移した。序盤に心理的節目の25000ポイントに乗せ、中盤には上昇率が一時2%を超えた。6月の米卸売物価指数(PPI)の予想下振れを受けて、米連邦準備理事会(FRB)による早期の利上げ観測が一段と後退したことが好感された。もっとも、高値警戒感から利益確定売りが出て、後場には上げ幅を縮小。終盤には25000ポイントを割り込む場面もあったが、同節目を守って引けた。
ハンセン指数構成銘柄では、デザイナーズトイ最大手のポップマート(
09992)や、スマートフォン大手の小米集団(
01810)、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、BYD(
01211)が大幅高。快手科技(
01024)、美団(
03690)、アリババ集団(
09988)、百度(
09888)など人工知能(AI)関連株も買いを集めた。米アップルのAIサービス「アップルインテリジェンス」が15日、中国当局の認可を受けた。報道によれば、アップルは中国向けAIサービスにアリババ集団の大規模言語モデル(LLM)「千問(Qwen)」を採用するほか、百度ともAI検索機能を共同開発する見通し。半面、PC世界大手のレノボグループ(
00992)、製薬会社の信達生物製薬(
01801)、非鉄金属の中国アルミ(
02600)、石炭大手の中国神華能源(
01088)などが売られた。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.98%高の4834.44ポイントと3日続伸。小鵬集団(
09868)、同程旅行(
00780)、小米集団(
01810)、ビリビリ(
09626)が上昇率上位。半面、北京智譜華章科技(
02513)、華虹宏力半導体(
01347)、レノボグループ、ミニマックス(
00100)が下落率上位だった。