16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日続伸。前場終値は前日比1.93%高の25157.56ポイントだった。中国企業指数は2.26%高の8369.63ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1780億5000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付くと、上げ幅を広げる展開。序盤は心理的節目の25000ポイントを挟んでもみ合ったが、その後は同節目を上回って推移した。6月の米卸売物価指数(PPI)の予想下振れを受けて、米連邦準備理事会(FRB)による早期の利上げ観測が一段と後退したことが好感された。人工知能(AI)関連株が大きく買われ、指数を押し上げた。
個別では、AI関連の快手科技(
01024)、小米集団(
01810)、美団(
03690)、アリババ集団(
09988)、百度(
09888)がそろって大幅高。米アップルのAIサービス「アップルインテリジェンス」が15日、中国当局の認可を受けた。報道によれば、アップルは中国向けAIサービスにアリババ集団の大規模言語モデル(LLM)「千問(Qwen)」を採用するほか、百度ともAI検索機能を共同開発する見通し。このほかでは、デザイナーズトイ大手のポップマート(
09992)や、医薬品ネット通販の京東健康(
06618)なども上昇が目立った。半面、PC世界大手のレノボグループ(
00992)、石炭大手の中国神華能源(
01088)、製薬会社の信達生物製薬(
01801)などが安かった。