16日の香港市場で、大手通信機器メーカー、中興通訊(
00763)が大幅高。株価は一時、前日比6.28%高の27.08HKドルを付けた。日本時間午後0時10分現在、前日比3.69%高の26.42HKドルで推移している。
同日付『智通財経』によると、中国のインターネット規制当局である中央網信弁(CAC)は15日、スマートフォン向け生成AIサービスとして新たに7件の届け出情報を公表した。この中に、中興通訊傘下のスマートフォンブランド「nubia(努比亜)」の大規模言語モデル「豆包」が含まれた。
『界面新聞』によると、字節跳動(バイトダンス)とnubiaが共同開発する初のAIエージェントスマートフォン「豆包AIスマートフォン」は、2026年に複数モデルを投入する予定。このうち1機種は17日開幕の「2026世界人工知能大会(WAIC)」で公開される見通しで、全体の生産計画は約20万台、初回出荷分は10万台未満となる見込み。
モルガン・スタンレーはこれまでのリポートで、中興通訊と字節跳動による「豆包」AIアシスタントを巡る協業について、AIエージェントやマルチモーダル機能、システムレベルのAI機能をスマートフォンに統合する取り組みと評価。初代製品が完売したことなどから初期需要は強いと指摘した。今後も協業が深化すれば、AIスマートフォンの本格普及を後押しし、投資家心理や株価評価の改善につながる可能性があるとの見方を示している。