アリババ、リアルタイム音声対話モデル「Qwen-Audio-3.0-Realtime」を発表
アリババ集団(
09988)の人工知能(AI)ブランド「千問」は15日、リアルタイム音声対話モデル「Qwen-Audio-3.0-Realtime」を発表した。高い推論性能を備えた「Plus」と、応答速度を重視した「Flash」の2タイプがある。ミリ秒レベルの応答速度を実現しながら、高度な推論能力も維持する対話モデルで、推論性能、エージェントによるツール呼び出し、共感対話、双方向対話の滑らかさという4つの分野で性能を向上させた。『智通財経網』が同日伝えた。
新モデルはカスタマーサービスや教育・研修、エンターテインメント、メンタルサポートなどの用途を想定している。千問チームは、同モデルによって音声対話が「相手の話をより深く理解し、より賢く応答できるようになる」と説明している。
Qwen-Audio-3.0-Realtimeは、日常会話や簡単な質疑応答など、遅延に敏感な場面向けに設計されており、ミリ秒レベルで応答を直接生成できる。2026年5月にはプレビュー版が、世界的な第三者評価機関であるArtificial Analysisのベンチマーク2部門で首位を獲得し、米オープンAIのリアルタイム音声対話AIモデル「GPT-Realtime-2」を上回った。