| 2026-07-09 |
香港/投資判断/証券 |
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香港市場、IPOブームの陰で需給悪化 ロックアップ解除が重荷に=洪氏
著名ストラテジストの洪コウ氏はこのほど、2026年下期にハンセン指数は22000−25000ポイントのレンジで推移する可能性が高く、上値余地は約10%にとどまるとの見方を示した。香港市場では今週だけで約15社が新規株式公開(IPO)を予定しているものの、すでに上場した銘柄のうち半数程度が公開価格を下回って推移しており、市場のIPO消化能力が低下し始めていると指摘。今後はロックアップ期間の終了に伴い、過去に例のない規模の株式が市場に流入するため、香港株の需給悪化が懸念されるとした。『香港経済日報』が9日伝えた。
洪氏は、本来はセカンダリー市場に向かう資金がIPO市場へ流入した結果、26年はIPOの抽選に参加した投資家が高い収益を得られた一方、セカンダリー市場に投資した場合は大きな利益を得るのが難しかったと分析。上場初日に急騰する銘柄も多く、IPO人気は当面続く可能性があるものの、需給環境の変化には注意が必要と指摘。ロックアップ解除後は流通株数が増加し、利益確定売りが出やすくなるため、高値で取引されている銘柄ほど下落圧力が強まるとの見方を示した。