9日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.78%安の24011.03ポイントだった。中国企業指数は0.90%安の8011.52ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で2040億7000万HKドル。
ハンセン指数は小安く寄り付き、前日終値を挟んで一進一退の荒い値動きとなった。心理的節目の24000ポイントはかろうじて守ったものの、前場の安値圏で引けた。前日の米ハイテク株高を受けた買いが入った半面、中東情勢の緊迫化が重荷となった。米紙『ニューヨーク・タイムズ』によると、イランのイスラム革命防衛隊は現地時間9日未明、米中央軍に連日の攻撃への報復として、クウェートとバーレーンにある米軍基地に向けて無人機(ドローン)とミサイルを発射したと発表した。また、イランへの攻撃が続けば、報復の対象を中東地域にある他の米軍基地にも拡大すると警告した。
個別では、前日高かったゴールドジュエリーの老舗黄金(
06181)が6.66%安。素材株の下落が目立ち、中国宏橋(
01378)、洛陽モリブデン(
03993)、紫金鉱業集団(
02899)が大きく売られた。自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、スポーツ用品の李寧(
02331)、宅配便事業の極兔速逓環球(
01519)も安い。一方、半導体受託製造のSMIC(
00981)、パソコン大手のレノボグループ(
00992)が大幅に続伸。医薬品関連の薬明生物技術(
02269)、中国生物製薬(
01177)、無錫薬明康徳新薬開発(
02359)も大幅高だった。