中国の検索エンジン最大手、百度(
09888)はこのほど、傘下の自動運転タクシー「アポロ・ゴー」がスイスの郵便事業者、スイスポスト傘下のポストバスと共同展開する自動運転サービス「AmiGo」について、スイス連邦道路局(FEDRO)から特別許可を取得し、公道での自動運転テストを開始したと発表した。『香港経済日報』が16日伝えた。
AmiGo は6月1日からスイス東部の約80平方キロメートルのエリアで、公道走行テストを実施している。安全面や規制上の要件を満たした場合、2027年から完全無人による運行を始める計画で、利用者はスマートフォン向けアプリ「AmiGo」を通じて車両を予約できるようになる。実現すれば、欧州で最大規模の自動運転公共交通プロジェクトとなる見通し。
百度で副総裁兼スマートドライビング事業の海外事業総経理を務める楊楠氏は特別許可取得について、AmiGoにとって重要な節目であり、技術力が認められたことを意味するとコメント。そのうえで、厳格な安全基準を持つスイスでの事業展開は、自動運転技術をスイスの公共交通システムに組み込む重要な一歩になるとの見方を示した。ポストバスと連携し、スイス東部の住民に安全で信頼性の高い持続可能な移動手段を提供していくとしている。
百度の株価は日本時間午後0時47分現在、前日比1.63%高の112.50HKドルで推移している。