12日の香港株式市場で、ハンセン指数は8営業日ぶりに反発。終値は前日比1.93%高の24718.10ポイントだった。中国企業指数は1.91%高の8374.43ポイント。メインボードの売買代金は概算で3164億3000万HKドル。
ハンセン指数は前日比1%超高で寄り付き、前場に上げ幅を拡大。ただ上昇率が2%を超えると伸び悩んだ。米国とイランの戦闘が終結に向かうとの期待が高まり、幅広いセクターで買い直しが優勢となった。トランプ米大統領が11日、数日以内にイランとの和平合意に署名できるとの見通しを示し、同日の米株式相場が大幅に反発したことで、投資家が運用リスクを取りやすくなった。
ハンセン指数構成銘柄では、金融株の中国人寿保険(
02628)、中国工商銀行(
01398)、中国建設銀行(
00939)、HSBC(
00005)、中国銀行(
03988)が買われて相場を押し上げた。前日大引け後に2026年3月本決算を発表した周大福珠宝(
01929)は15%超上昇。資源株の紫金鉱業集団(
02899)と洛陽モリブデン(
03993)、新エネルギー車の理想汽車(
02015)も高い。一方、パソコン大手のレノボグループ(
00992)、半導体受託製造のSMIC(
00981)が売られた。通信キャリアのチャイナ・テレコム(
00728)とチャイナ・ユニコム(
00762)はともに続落した。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.06%高の4705.20ポイントと3日ぶりに反発。理想汽車のほか、ネット通販大手のJDドットコム(
09618)、人工知能(AI)モデル開発の北京智譜華章科技(
02513)が大きく買われた。半面、8日に構成銘柄となったミニマックス(
00100)が7営業日続落した。