中国の生鮮食品クイックコマース「朴朴超市(Pupu Supermarket)」を巡り、中国ネット通販大手のアリババ集団(
09988)とハイパーマーケット大手の高キン零售(
06808)が買収提案で競合しているもようだ。関係者によると、アリババ集団の提示額は15億米ドル(約117億HKドル)で、高キン零售が以前に提示した価格の2倍を超える。アリババ集団は、出前アプリの美団(
03690)から市場シェアをさらに奪うことを狙っているという。香港経済紙『信報』が12日、外電を引用して伝えた。
高キン零售は以前、6億米ドル(約46億8000万HKドル)での買収案を提示していた。同社はかつてアリババ集団の出資を受けていたが、現在は投資会社のDCP Capitalの支援を受けている。
アリババ集団と美団、さらにJDドットコム(
09618)は地域密着型サービスや生鮮小売りへの投資を強化している。美団は今年2月、7億1700万米ドル(約55億9300万HKドル)で中国の生鮮食品・日用食料品分野のEコマース事業会社ディンドンフレッシュ・ホールディングを買収すると発表していた。
中国本土メディアは先ごろ、アリババ集団、JDドットコム、美団の3社が朴朴超市の買収を競っており、評価額は20億−50億米ドル(約156億−390億HKドル)に達する見込みだと報じていた。