10日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は6営業日続落。前場終値は前日比1.11%安の24292.95ポイントだった。中国企業指数は0.50%安の8283.36ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1700億2000万HKドル。
ハンセン指数は序盤に下げ幅を拡大。国とイランによる攻撃の応酬を嫌気した売りが先行した。3月23日に付けた年初来安値(24203.54ポイント)が意識され、前引けにかけては下げ渋った。5月の米消費者物価指数(CPI)の発表を香港時間10日夜に控え、次第に様子見ムードも広がった。インフレ圧力の高まりが確認されれば、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測が強まる可能性が警戒されたもよう。
個別では、英金融大手のHSBC(
00005)、中国ネット通販大手のアリババ集団(
09988)が売られて相場の重荷となった。パソコン大手のレノボグループ(
00992)は大幅に反落。電子機器受託製造のBYDエレクトロニック(
00285)、アルミ大手の中国アルミ(
02600)、金鉱大手の紫金鉱業集団(
02899)も安い。一方、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、中国インターネットサービス大手のテンセント(
00700)が大きく続伸。通信キャリアのチャイナ・ユニコム(
00762)、不動産管理の華潤万象生活(
01209)、デザイナーズトイ大手のポップマート(
09992)も買われた。