中国の民営自動車メーカー大手、吉利汽車(
00175)は、同社が開発した運転支援システムが欧州連合(EU)域内での走行を認可されたと発表した。中国企業が開発した運転支援システムとしては、EUの関連基準を満たした初の事例となる。『信報』が10日伝えた。
吉利汽車によると、認可を受けたのは同社の運転支援システム「G-ASD(Geely Afari Smart Driving)」で、国連の車両規則であるUN R171の認証を取得した。UN R171は、EUが高度運転支援制御システム(DCAS)向けに設けた統一的な参入基準で、欧州の公道を合法的に走行するための要件と位置付けられている。
吉利汽車は、欧州での関税回避や輸入車規制の強化を見据え、現地生産体制の構築を進める中国車メーカーの一角。同社は、同システムを初めて搭載した車種を年内に欧州市場へ投入する見通しとしている。