中国インターネット大手のテンセント(
00700)が、米ドル建てと人民元建てのオフショア債を発行し、約30億米ドル(約234億HKドル)を調達するもようだ。債券は早ければ10日にも条件が決まる見通しという。『信報』が8日、外電報道として伝えた。
関係者がオンラインロードショーでの同社経営陣の発言として明らかにしたところによると、テンセントは当局から最大45億米ドルの海外起債枠を取得しているが、今回の発行では全額を使い切らない可能性が高い。米ドル建て債は10年物と20年物、人民元建てのオフショア債は10年物と30年物を予定しており、すでに投資銀行団を起用している。
調達資金は、既存債務の借り換えを含む一般的な資金需要に充てる計画という。最終的な発行規模は投資家の需要を見極めた上で調整する。
実現すれば、テンセントにとって米ドル建て社債の発行は2021年以来となるほか、昨年に続く人民元建てオフショア債の起債となる。関係者によれば、同社は26年に35億米ドル、27年に28億米ドルの債務がそれぞれ満期を迎える。