5日の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続落。終値は前日比1.15%安の24961.95ポイントだった。中国企業指数は0.77%安の8436.63ポイント。メインボードの売買代金は概算で3428億HKドル。
ハンセン指数は下落して始まり、じりじりと下げ幅を拡大。終盤に心理的節目の25000ポイントを割り込み、終値ベースで3月31日以来およそ2カ月ぶりの安値を付けた。前日の米ハイテク株安を受けた売りが出た上、米国とイランの戦闘終結に向けた交渉の先行きが見通せず、中東不安がくすぶるなかで投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めた。中国証券当局が先月打ち出した規制強化が、本土顧客に口座や商品を提供する銀行・保険会社に及ぼす影響も警戒されたもよう。
ハンセン指数構成銘柄では、国際金融銘柄のHSBC(
00005)とAIAグループ(
01299)が売られて相場の重荷だった。半導体株のSMIC(
00981)、食品・飲料株の中国蒙牛乳業(
02319)と康師傅控股(
00322)が大幅安。電子機器受託製造のBYDエレクトロニック(
00285)は反落した。半面、海運大手の東方海外(
00316)が6%高と反発。中国建設銀行(
00939)、中国工商銀行(
01398)など本土銀行株の上昇が目立った。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.75%安の4888.39ポイントと3日続落。SMICと同業の華虹半導体(
01347)がともに7%超下落した。電気自動車メーカーの蔚来集団(
09866)も安い。半面、この日を最後に構成銘柄から除外される金蝶国際ソフト(
00268)とキングソフト(
03888)が大幅高だった。