中国政府が海外の金属・鉱業資産への投資管理を強化するようだ。中国当局は2024年12月に設立された国有投資会社、広岩国際投資に海外案件の調整や資金支援を担わせる計画で、国家発展改革委員会が投資判断に対する監督を主導する。外電を引用して『経済通』が4日伝えた。
広岩国際投資は海外投資案件においてコンプライアンス面や資金調達面の支援を提供するほか、業界全体の投資計画策定にも関与する。中国企業による海外鉱山・資源権益の取得を後押しする一方、案件管理を一段と強化する狙いがあるとみられる。
中国政府は5月に開いた会合で主要企業に対し、海外投資への政策支援を行う方針を説明していた。一方で、海外の政治リスクや事業運営リスクへの対応力が限定的な中小企業については、投資審査や管理を厳格化する考えを示していた。会合には、大手金鉱会社の紫金鉱業集団(
02899/
601899)や大手鉄鋼メーカの宝武鋼鉄集団 などが参加していた。