2日の香港市場で中国インターネットサービス大手、テンセント(
00700)が大幅高。前日比7.75%高の469.80HKドルで前場の取引を終えた。同社が主力アプリの微信(ウィーチャット)に組み込む人工知能(AI)アシスタントを近く投入するとの報道が材料視されたもよう。
『新浪科技』などの報道によると、テンセントは微信内で利用者の作業を支援するAIアシスタントの試作版をテスト中で、早ければ今月にもリリース前のコンプライアンス手続きを開始する計画。その後、一部の外部ユーザーを対象にテストを実施する予定。正式なリリース日は、コンプライアンス手続きにかかる時間が不確実なため、まだ決まっていない。
初期デモンストレーションを見た関係者によると、ユーザーは微信のメイン画面を右にスワイプすることでAIアシスタントのチャットウィンドウにアクセスできる。ユーザーはAIアシスタントに指示を入力すると、微信の数百万のミニプログラムを自動的に呼び出し、好みや価格条件に応じた飲食店の検索や注文などの作業を代行する仕組みだという。
報道は、中国で最も利用者数の多いアプリにAIアシスタントを実装できれば、すでに高性能モデルを開発し、自社プラットフォームで先行してAIエージェント機能を展開している国内競合に対して優位に立つ可能性があると指摘した。
この件について、新浪科技がテンセントに事実関係を確認したが、いまのところ同社からの回答は得られていない。