21日の香港市場で中国の新興電気自動車(EV)メーカー、小鵬集団(
09868)が高い。株価は日本時間午後0時5分現在、前日比5.87%高の61.35HKドルで推移している。シティグループが最新リポートで、小鵬集団の新型車「GX」の競争力を高く評価したことが材料視されたもよう。
『AAストックス』によると、シティは「GX」の最終販売価格が26万9800元に設定されたことに言及。量産・販売が軌道に乗った段階では、月間販売台数が8000−9000台に達すると予測した。理想汽車(
02015)の「L8」、吉利汽車(
00175)の「領克(Lynk & Co)900」、賽力斯集団(
601127)の「問界M8」といった競合車種の市場シェアを奪う可能性があると指摘した。短期的に選好するEV銘柄としては、蔚来集団(
09866)、小鵬集団、理想汽車の順に挙げた。
シティは、GXは価格競争力が高く、レンジエクステンダー版では同業他社を30%以上上回る大容量バッテリーを搭載しており、価格帯が30万−35万元のエントリー向け高級6人乗り車と競合するとした。競合各社がモデル更新期にあるため、短期的な対応余地は限られる一方、7−9月期以降は競争が一段と激化する可能性があるとの見方も示した。
シティは小鵬汽車の投資判断を「買い」とし、香港上場株の目標株価を100HKドル、米国預託証券(ADR)の目標株価を25.6米ドルに設定した。