15日の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反落。終値は前日比1.62%安の25962.73ポイントだった。中国企業指数は1.89%安の8691.03ポイント。メインボードの売買代金は概算で3253億8000万HKドル。
ハンセン指数は小高く寄り付いた直後、下げに転じた。後場に一段安となり、心理的節目の26000ポイントを割り込んで終えた。14−15日に北京で開かれた米中首脳会談で、買い材料となる特段の発表がなかったとの見方から、幅広いセクターが売りに押された。前日に中国人民銀行(中央銀行)が公表した4月の人民元建て新規融資が100億元の純減となり、社会融資総量も市場予想を下回ったことも地合いを悪化させたもよう。
ハンセン指数構成銘柄では、大型ネット株のアリババ集団(
09988)と美団(
03690)が大きく売られ、相場の重荷だった。前日大引け後に2026年3月本決算を発表した医薬品ネット通販の阿里健康(
00241)と、同業の京東健康(
06618)はともに6.6%下落。素材株の中国宏橋(
01378)、聯邦製薬(
03933)、紫金鉱業集団(
02899)、物流大手の京東物流(
02618)、製薬の信達生物製薬(
01801)は続落した。半面、医薬品受託開発の薬明生物技術(
02269)、家電大手の美的集団(
00300)、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が買われた。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は2.66%安の4941.14ポイントと続落。前日大引け後に2026年1−3月期決算を発表した華虹半導体(
01347)や、動画プラットフォームのビリビリ(
09626)が大幅安だった。