| 2026-05-15 |
中国/業界動向/金融 |
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4月金融統計は予想下振れ、中国景気の弱さ浮き彫り=シティ
シティグループは最新リポートで、中国人民銀行(中央銀行)が14日発表した金融統計について、4月のデータは市場予想を大きく下回っており、中国景気の弱さを改めて浮き彫りにしたとの見方を示した。同統計によると4月の人民元建て新規融資は100億元の純減で、社会融資総量も市場予想を大幅に下回った。『AAストックス』が15日伝えた。
シティは、不動産業界の回復の兆しや、生産者物価指数(PPI)の上昇とそれに伴う企業収益改善について、経済全体へ広がるような動きはまだ見られていないと指摘。一方で、4月の輸出やPPIが予想を上回ったことを踏まえて中国経済全体の底堅さについては依然として評価しているものの、国内経済の弱さに対してはより慎重な見方へ転じたと明らかにした。
シティはそのうえで、今年下半期末までに人民銀が政策金利を象徴的に0.1%引き下げるとの見通しを維持した。輸出の勢いの鈍化や労働市場への圧力が、利下げのきっかけになるとみている。