15日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.87%安の26160.03ポイントだった。中国企業指数は1.11%安の8759.97ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1511億4000万HKドル。
ハンセン指数は小高く寄り付いた直後にマイナス圏へ沈み、序盤に下げ幅を拡大。20日移動平均線(前引け時点で26173.99ポイント)を割り込んで推移した。前日に中国人民銀行(中央銀行)が公表した金融統計で、4月の人民元建て新規融資が100億元の純減となり、社会融資総量も市場予想を下回ったことで、中国景気不安が改めて意識されたもよう。米中首脳会談が前日に続いてきょうも北京で開かれており、市場の様子見ムードが強い。
個別では医薬関連銘柄の下げが目立ち、前日大引け後に2026年3月本決算を発表した医薬品ネット通販の阿里健康(
00241)や同業の京東健康(
06618)、製薬の信達生物製薬(
01801)と中国生物製薬(
01177)が大幅安。物流大手の京東物流(
02618)、アルミメーカーの中国宏橋(
01378)、金鉱大手の紫金鉱業集団(
02899)は続落した。半面、前日に1−3月期決算を発表した半導体受託製造のSMIC(
00981)や医薬品受託開発の薬明生物技術(
02269)、中国インターネットサービス大手のテンセント(
00700)が反発。家電大手の美的集団(
00300)も高い。