13日の香港市場で瑞声科技(
02018)が急伸。一時は43.60HKドルまで買い進まれ、前日比12.08%高となった。香港経済紙『信報』によると、同社関連企業の遠地(広州)数字科技(遠地科技)がデータセンター内で冷却水を循環させる「CDU」と呼ばれる装置の量産を開始したと伝わり、買いが膨らんだ。
『智通財経』によると、遠地科技は集中型液冷CDU「ATAHORAN 2.2MW/2.6MW」の量産化を実現し、世界市場向けの大量出荷を開始した。月間出荷能力は400台と業界トップクラスの水準にあるという。
「ATAHORAN 2.2MW/2.6MW」は、現在事業化されている液冷CDUとしては最高水準の出力仕様で、次世代人工知能(AI)計算センターやスーパーコンピュータークラスター向けに設計されている。こうした製品には自社開発のコア技術、極限環境下での安定性、国際認証取得など極めて高い要件が求められ、世界でも量産能力を持つ企業はごく少数とされる。
『IT之家』によれば、遠地科技は2021年に設立され、26年3月に瑞声科技の出資を受け入れることで合意している。