17日の香港株式市場で、ハンセン指数は4日ぶりに反落。終値は前日比0.89%安の26160.33ポイントだった。中国企業指数は0.67%安の8845.02ポイント。メインボードの売買代金は概算で2380億4000万HKドル。
ハンセン指数は下落して始まり、前場に下げ幅を拡大。心理的節目の26000ポイント付近で下げ渋り、後場にやや値を戻して終えた。前日終値は2月27日以来の高値を付けただけに、いったん利益を確定する売りが優勢だった。トランプ米大統領は16日、記者団に対しイランとの戦闘終結に向けた2回目の交渉を週末に開く可能性に言及したが、市場ではイランの核保有を巡る対立の解消は難しいとの見方が根強い。素材、医療・ヘルスケア、必需消費財、不動産・建設を中心に幅広いセクターが下落するなか、エネルギーが堅調だった。
ハンセン指数構成銘柄では、大型ネット株の美団(
03690)、保険株のAIAグループ(
01299)と中国平安保険(
02318)が売られて相場の重荷だった。医薬品受託開発の無錫薬明康徳新薬開発(
02359)と薬明生物技術(
02269)、香港不動産開発の新鴻基地産(
00016)も大幅安。製薬の石薬集団(
01093)、衛生用品大手の恒安国際集団(
01044)、ゴールドジュエリーの老鋪黄金(
06181)は反落した。一方、教育サービスの新東方教育科技(
09901)、パソコン大手のレノボグループ(
00992)、中国4大商業銀行の中国建設銀行(
00939)、家電大手の美的集団(
00300)が続伸した。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.97%安の5042.68ポイントと4日ぶりに反落。人工知能(AI)ソフトウエアのセンスタイム(
00020)、医薬品ネット通販の京東健康(
06618)が大きく売られた半面、新興電気自動車メーカーの蔚来集団(
09866)、自動運転技術の地平線機器人(
09660)が買われた。