中国ネット通販大手のJDドットコム(
09618)は10日、宅配ブランド「JoyExpress」を欧州の複数国で正式に展開すると発表した。まず、同社の欧州オンライン小売事業「Joybuy」の利用者向けに宅配物流サービスを提供する。JDドットコムの公式SNSアカウント「京東物流黒板」で同日明らかにした。
現在、JoyExpressは英国、ドイツ、オランダ、フランスなどの主要都市で当日配達および翌日配達を実現している。また、欧州の消費者に対し、戸別配送、生鮮食品のコールドチェーン配送、大型商品の配送・設置一体型サービス、返品・交換対応など多様なサービスを提供している。
一方、Joybuyは英国、ドイツ、オランダ、フランス、ベルギー、ルクセンブルクで試験運営を開始している。サービス品質を確保するため、子会社の京東物流(
02618)が欧州でJoybuy向けに60カ所超の物流倉庫および配送拠点を運営し、輸送車両を配備している。Joybuyの欧州事業が急速に拡大するのに伴い、京東物流は今後、サプライチェーン物流インフラの規模をさらに拡大するとともに、先進的な物流テクノロジー製品の導入を進め、サプライチェーン全体のコスト削減と効率向上を図る。
JDドットコムは近年、物流サプライチェーンの海外展開を加速しており、現在、海外で130カ所超の各種海外倉庫を運営し、管理総面積は130万平方メートルを超える。数十本の国際貨物航空路線を開設し、世界の複数の主要市場において「2−3日配達」の配送圏を構築した。