10日の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。終値は前日比0.58%高の27183.15ポイントだった。中国企業指数は0.81%高の9242.75ポイント。メインボードの売買代金は概算で2340億300万HKドル。
ハンセン指数は終日プラス圏で推移し、終値で1月30日以来の高値を連日で更新した。序盤に高くなる場面もあったが、中盤移行は上値の重い展開が続いた。前日の米株高が好感されたほか、トランプ米大統領が4月第1週に北京を訪問し、習近平国家主席と会談すると伝わったことが投資家心理を強気に傾けた。ただ、今週は米国で11日に雇用統計、13日に消費者物価指数(CPI)の発表がそれぞれ控えており、様子見ムードが強かったほか、春節(旧正月)連休が近づくなか、持ち高調整の売りも広がった。
ハンセン指数構成銘柄では、石薬集団(
01093)や信達生物製薬(
01801)が大きく上げたほか、ポップマート(
09992)が4.90%高と大幅に7営業日続伸した。中国宏橋(
01378)や紫金鉱業集団(
02899)も高かった。半面、美団(
03690)やテンセント(
00700)が売られて相場の重しとなった。新東方教育科技(
09901)や農夫山泉(
09633)、龍湖集団(
00960)も安かった。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.62%高の5451.03ポイント。地平線機器人(
09660)やセンスタイム(
00020)が上昇率上位だった。半面、美団や同程旅行(
00780)の下落が目立った。指数構成銘柄以外では、JPモルガンが「オーバーウエート」でカバレッジを開始したミニマックス(
00100)と北京智譜華章科技(
02513)がそれぞれ4.66%高、14.81%高と大きく上げた。半面、傘下の金鉱で死亡事故が発生したことが明らかになった招金鉱業(
01818)が6%近く下げた。