10日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前日比0.13%高の4128.37ポイントだった。深セン成分指数は0.02%高の14210.63ポイントと続伸した。上海、深セン両市場の売買代金は概算で2兆1055億3600万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、前場は前日終値を挟んだ一進一退の展開。後場はプラス圏を堅調に推移した。指数は終値ベースで1月29日以来の高値圏にあるだけに、利益確定売りが出たものの、人民元高の進行を背景とする資金流入への期待が支えとなった。これまで上昇幅が大きかったテック株や資源セクターから、割安感がある内需回復関連への資金ローテーション続いたもよう。セクター別では、文化・メディア、ゲーム、造船、教育、通信サービスが買われた。半面、バッテリー素材が全面安のほか、貴金属・宝飾品、太陽光発電設備、小売りが下げた。
A株市場では映画館チェーンの万達電影(
002739)がストップ高を付け、ゲーム・映画制作会社の完美世界(
002624)が大幅に続伸した。ディスプレー広告の分衆伝媒信息技術(
002027)、ゲーム開発の三七互娯網絡科技集団(
002555)、都市商業銀行の上海銀行(
601229)も買われた。半面、酒造の瀘州老窖(
000568)、スーパーマーケット大手の永輝超市(
601933)が続落。生薬メーカーの東阿阿膠(
000423)、不動産開発の保利発展控股集団(
600048)、免税店運営の中国旅遊集団中免(
601888)も下落した。
上海B株指数は0.03%高の265.31ポイントと続伸。深センB株指数は0.01%安の1250.53ポイントと6営業日ぶりに反落した。