光大証券国際の伍礼賢ストラテジストはこのほど、テック株は足元で株価に出遅れ感があり、バリュエーション修復が見込めるとし、投資家は決算シーズン前に適切な配置を進める余地があるとの見方を示した。『香港経済日報』が10日伝えた。
伍氏は、テック株の中でもゲーム、ネット娯楽、オンライン事業に関連する企業を選好。これらの企業は過去の業績成長のトレンドが比較的明確で、季節的な要因の恩恵も受けやすいとした。旧正月が近づくなか、関連企業の業績押し上げが期待でき、短期的にはファンダメンタルズが安定しており、成長の可視性が高い銘柄の勝算が高いとし、具体的にはテンセント(
00700)、快手科技(
01024)、ビリビリ(
09626)の3銘柄を選好している。
アリババ集団(
09988)については、長期的な成長性を引き続き評価しており、とりわけAI分野での展開に注目していると説明。株価が上昇して市場の評価が高まりつつある一方、短期的な業績はフードデリバリー事業などの影響でゲーム関連企業ほどの伸びは期待できないとした。ただ、最悪期は既に脱したとみており、EC事業に対する市場の見方は安定しつつある上、クラウド事業も好調で、今後も高成長が期待できると指摘。AI関連への資金回帰が進めば、アリババ集団は比較的早く恩恵を受ける可能性があるとした。
一方、一定の上昇を記録した銘柄については、決算発表前の高値局面でいったん利益を確定し、業績を確認してから再投資を検討するのも一案とした。