大和証券キャピタル・マーケッツは最新リポートで、外食チェーンの大手運営会社ヤム・チャイナ(
09987)の投資判断を「買い」で継続し、目標株価をこれまでの450HKドルから520HKドルに引き上げた。ヤム・チャイナの経営陣は2026年の営業利益率が前年同期比で小幅な上昇にとどまるとの見通しを示したものの、大和は中国市場の競争環境の改善に伴い、利益率が市場予想から上振れする余地があるとみている。
大和は、ヤム・チャイナが4日大引け後に発表した2025年10−12月期決算が市場予想を上回ったと指摘。5日の香港市場でヤム・チャイナの株価が上昇した背景には、中国外食産業の競争環境と価格決定環境に対する投資家の認識の変化があるとの見方を示した。また、ヤム・チャイナが運営するケンタッキー・フライド・チキンの2025年10−12月期の既存店売上高が予想を上回った上、1月にデリバリー価格を引き上げており、消費者の信頼感が持ち直し、業界の価格設定が理性的な方向に向かっていることを示しているとした。
ヤム・チャイナの株価は日本時間午後4時52分現在、前日比1.37%安の431.20HKドルで推移している。