生活アプリ運営の美団(
03690)は5日大引け後、中国の生鮮食品・日用食料品分野のEコマース事業会社ディンドンフレッシュ・ホールディングを買収すると発表した。ディンドンフレッシュの発行済み全株式を、親会社のディンドン(ケイマン)リミテッド(DDL)から買い取ることで同日合意した。買収実施には中国の国家市場監督管理総局の承認が必要となる。
買収価格は7億1700万米ドルで、ディンドンフレッシュが5日時点で保有する純現金や運転資本などに基づく調整があり得る。DDLはディンドンフレッシュから2026年8月末までに最大2億8000万米ドルの資金を引き出すことができるが、その後のディンドンフレッシュの純現金残高を1億5000万米ドル以上に維持する義務がある。
DDLは梁昌霖氏が創業し、ニューヨーク証券取引所に上場している。中国本土でEコマースEC事業を展開し、2025年9月時点で1000カ所超の配送拠点を運営し、月間購入者数は700万人を超える。美団はDLLの中国事業部門であるディンドンフレッシュを全額出資子会社とすることで、食料品小売事業の長期的な発展につなげると表明した。