29日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。終値は前日比0.16%高の4157.98ポイントだった。深セン成分指数は0.30%高の14300.08ポイントと3日続伸した。上海、深セン両市場の売買代金は概算で3兆2300億800万元だった。
上海総合指数は続伸して寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退の方向感に乏しい展開。人民元高の進行が一服したことで利益流入期待がやや後退したものの、政策の恩恵を受けそうなセクターに買いが入り、結局は12日以来およそ2週間ぶりの高値を連日で更新した。当局が不動産企業に対し、融資規制の順守状況の月次報告を求めなくなったと伝わり、関連銘柄が買われた。終盤には金融株が上昇し、指数を押し上げた。
セクター別では、貴金属と保険が全面高。銀行、不動産サービス、不動産開発、採掘、酒造も買われた。半面、半導体や電子化学品、電源・送電網設備、電子部品が売られた。
A株市場では、酒造株の上昇が目立った。江蘇洋河酒廠(
002304)、宜賓五糧液(
000858)、瀘州老窖(
000568)がストップ高を付け、貴州茅台酒(
600519)も8.61%上げた。不動産株の招商局蛇口工業区控股(
001979)、万科企業(
000002)、保利発展控股集団(
600048)は大幅に続伸。アルミ大手の中国アルミ(
601600)、保険株の中国平安保険(
601318)と中国太平洋保険(
601601)も高い。半面、2025年12月期業績見通しを発表した富士康工業互聯網(
601138)が大幅に続落した。レーザー機器メーカーの大族激光科技産業集団(
002008)、プリント基板メーカーの深南電路(
002916)、半導体製造装置の北方華創科技集団(
002371)も下落した。
上海B株指数は0.08%安の265.86ポイントと反落。深センB株指数は1.08%高の1265.96ポイントと3日続伸した。