中国ネットメディア『雷峰網』は28日夜、「次世代インテリジェント運転」ニュースのなかで、理想汽車(
02015)が新たな組織再編に着手し、研究開発体制を基盤モデル、ソフトウエア、ハードウエアの3チームに組み換えると報じた。再編の最大の狙いは自動運転チームの分割にあるという。『IT之家』が29日伝えた。
事情に詳しい関係者によれば、これまで自動運転担当上級副総裁を務めてきた郎咸朋氏は、今後ハードウエアチームの責任者に就き、主にロボットの研究開発を担当する。理想汽車の総裁である馬東輝氏の下に入り、自動運転業務は担当しなくなる。
一方で自動運転チームは、「理想知能空間」を担当する勾暁菲・副総裁が率いるソフトウエアチームに編入される。今回の再編後、勾氏は理想のスマートコックピットとインテリジェントドライビングの研究開発を統括することになる。勾氏も馬氏の下に入る。基盤モデルチームは・コン氏が率い、VLA(ビジョン・ランゲージ・アクション)」と自社開発チップの融合を統括する。・氏は理想汽車の最高技術責任者(CTO)である謝炎氏の部下となる。
理想汽車の李想・最高経営責任者(CEO)は、1月初めに開いたオンライン全社員会議で、人工知能(AI)の潮流に関する同氏の見通しを説明した。同社関係者によると、李CEOは今後のAI発展の将来見通しについて「2026年が、AI分野でトップ企業を目指す企業が自動車分野に本格参入するための最後の年になる」、「遅くとも2028年までに、レベル4自動運転が必ず実用化される」、「基盤モデル、半導体チップ、オペレーティングシステム、エンボディドAIなどを同時に展開する企業は、最終的に世界で3社を超えない見通しであり、理想汽車はその一角に入ることを目指す」と述べた。
李氏は今後、理想汽車は「移動する家」をつくるだけでなく、エンボディドAIのブランドとして確立させると表明。自動車分野にとどまらず、理想汽車は人型ロボット(ヒューマノイド)に取り組み、できるだけ早期に実用化し、公開するという考えを明らかにした。