JPモルガンは最新リポートで、アジアを拠点とする生保大手、AIAグループ(
01299)の投資判断を「オーバーウエート」に据え置き、目標株価を107HKドルから115HKドルに引き上げた。過去12カ月間の株価が市場をアウトパフォームしていることに加え、米ドル安による恩恵やバリュエーションの大幅な上方修正が期待できるとの見方を示した。『信報』が29日伝えた。
JPモルガンはAIAグループについて、3つの株価支援材料を挙げた。2026−27年通期の新契約価値(VONB)が上振れする余地があり、とりわけ中国とタイがけん引役になるとした。また、インドの合弁事業の規模が拡大し、単独での情報開示が可能な水準に達したことを指摘。これが中期的な成長期待を一段と支えるとともに、インド市場の潜在的な成長機会を反映しているとした。このほか、香港における保険販売は引き続き堅調で、特に中国本土からの顧客需要が強い点を指摘し、追加的な成長余地につながる可能性があるとの見方を示した。