21日の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日ぶりに反発。終値は前日比0.37%高の26585.06ポイントだった。中国企業指数は0.31%高の9122.95ポイント。メインボードの売買代金は概算で2504億5000万HKドル。
ハンセン指数は続落して始まった後、中盤までは前日終値を挟んで一進一退の方向感を欠く展開。デンマーク自治領グリーンランドを巡る米国と欧州の対立が強まるなか、運用リスクを回避する売りが重荷だった。ただ、中国政府が国産化を進める半導体と個別材料が出た人工知能(AI)関連銘柄が買いを集め、終盤に相場を押し上げた。セクター別では素材が大きく買われたほか、エネルギー、一般消費財、工業が上昇した。
ハンセン指数構成銘柄では、半導体受託製造のSMIC(
00981)が大幅に反発した。AI事業を手掛ける快手科技(
01024)と百度(
09888)、医薬品受託開発の薬明生物技術(
02269)、香港公益事業の長江インフラ(
01038)も高い。前日売られた石油株のCNOOC(
00883)は買い直された。半面、前日大引け後に2025年10−12月期の販売データを発表したスポーツ用品大手の安踏体育用品(
02020)と同業の李寧(
02331)が売られた。ニット衣料大手の申洲国際集団(
02313)も安い。本土金融株の中国工商銀行(
01398)、中国建設銀行(
00939)、中国人寿保険(
02628)は反落した。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.11%高の5746.30ポイントと5営業日ぶりに反発。SMIC、快手科技、百度のほか、半導体受託製造の華虹半導体(
01347)、生成AIソフトウエアのセンスタイム(
00020)、オンライン旅行会社の同程旅行(
00780)が大幅高だった。一方、オンラインゲームのネットイース(
09999)、パソコン大手のレノボグループ(
00992)が続落した。